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ある日、鈴木が(永遠に仮)

 鈴木はその電報を読んだ瞬間、背筋に稲妻を覚えた。
「コヨイ ワレドウテイヲダッス」
 今宵、我童貞を脱す。
 サークルの同級生、Kからの連絡であった。
 これはどういうことなのか。混乱を極め、状況を把握するのに20分ほどかかった。
「そうか、これはKの裏切りか」
 鈴木は寂寞感溢れる一人暮らしの自室の隅で独りごちた。
 鈴木は激怒した。必ず、かの邪知暴虐なKを除かねばならぬと決意した。鈴木には性交がわからぬ。鈴木は、純朴な童貞である。サムライELOを読み、yourfilehost.comを検索して生きてきた。けれども、裏切りに対しては人一倍敏感であった。
 Kとの誓いが思い出される。
「我ら二人、同年、同月、同日に生まれることを得ずとも、願わくば同年、同月、同日に童貞を脱せん事を」
 桃園結義は今、脆くも崩れ、サクランボの片翼が淫虐なる一女子に食されようとしていた。
 しかし、待てよ。Kは何故この電報を寄こしたのか。バレずにこっそりやれば、自分の反感を買うことも無いではないか。……そうか、Kに残った良心が、己を止めてくれと叫び、この電報を寄こしたに違いない。よく見れば、ホテルの住所が記載されている。
 思い至った刹那、鈴木の身体は動き出していた。
 日没までには、まだ間がある。

続かない
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