Entries

俺は死神ブラッド。

「エリオちゃん、助けに来たよ」
 俺は、ふわり、と黒のロングコートを揺らして着地した。超絶美少女のエリオちゃんを背に、“死の具現たる魔剣”の切っ先を“敵”に向けた。その姿はさながら死神のようであった。
「言ったろ? ピンチのときには、ヒーローが必ずやってくるって、さ」
 ニヤリと笑って後ろを振り向くと、エリオちゃんはいなかった。前を向きなおすと“敵”もどこにもいなかった。黒のロングコートも着ていなかったし、“死の具現たる魔剣”も存在しなかった。
「なんだ、人生か」
 悪夢よりもたちの悪い、ここは人生という冥府の監獄だった。
スポンサーサイト
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
http://ichigochannel.blog92.fc2.com/tb.php/100-4951f06c

0件のトラックバック

0件のコメント

コメントの投稿

投稿フォーム
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

Appendix

プロフィール

雛苺入ってる><

Author:雛苺入ってる><
世界と自身とを交差させる言葉伝えるためのチャンネル

FC2カウンター

検索フォーム

全記事(数)表示

全タイトルを表示

ブログ内検索