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ワンカップの瓶とこころが砕ける音

 人通りの多い交差点。歳は高校生くらいだろうか。少女は、目を閉じて拳をぎゅっと握り締めた。「好き……好き……確認、よしっ」 つぶやくと、前から歩いてくる少年の元に駆け出す。「よっ」「お、おお、偶然だな……」 少女が少年の肩をぽんっと叩いて挨拶する。彼は少し驚いた。くるっと回って彼の前に立ちふさがり、ぎゅっと目を瞑った。「えっ、どうした?」 少年が問うと、少女は意を決したように大きく目を開き、思い切り息を...

俺がSEALDsに入って安倍を倒す話

 某日某所、世界の首脳などのすごいえらい人たちが一箇所に集められ、世界のこれからを決める会議が開かれていた。今回の議題は、安保法制だった。「戦争、ヨクナイヨ!」「デモ戦争、必要ネ!」 議論は紛糾。皆が大声で叫び合い、このままでは喧嘩が発展して戦争が起きかねない。そんなときだった。 ジャラーン 突如鳴り響くギターの音色。この曲は……!「Imagine(想像しなよ)...all the people(すべての人々が)....Living...

光の少女。第2話。鉄巨人と土方のおっちゃん。

「オーライ! オーライ!」 外ではトラックに乗った土方のおっちゃんを誘導する声。ここはアパートの一階の一室、俺の部屋だった。俺は扇子で顔をパタパタと仰ぎながら、拉致してきた少女と向き合っていた。「私を彼の元に返して」 連れてきてからというもの、少女はずっとこの調子だった。「あなたじゃダメなの」 恋い焦がれた非日常からの拒絶だった。「知らないも~ん。返せないも~ん」「ううっ、ぐすっ」 泣かせてしまっ...

光の少女。第1話。愛(ラブ)&強奪(ロブ)

「あー、ラーメン食いてえな。今からラーメンを食いに行こう」って思っていたときに、最近イイ感じの関係になってる女友達から「大事な話があるの、今すぐ会えないかな?」ってメールが来たとして、ラーメンとその女友達のどっちを優先する? よく考えろ、人生は一回きりだ。当然、俺はラーメンを食いに行く。そうして俺は女友達の連絡を無視してラーメンを食いに行くのだった。 あばよ、浮世。面倒な人間関係にさよならだ。なん...

魔法少女とは、狂おしい詩人の魂である。

 こんにちは! わたし、人間観察だいすきっ子の春香、10歳! 今日は、割と外出する系のアクティブなキモオタを観察しに、アニメイトに来ています!「今日もアニメイトは平和だぽよ~~~~~」 うわっ、突如、隣で浮遊している生き物が喋った、キモ! ああ、そうだそうだそうだったうっかり存在そのものを忘却してた。安易なキャラ付け語尾"ぽよ"をつけて話すこの子の名前は、らららん! このお話のマスコットキャラクター...

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